忍者ブログ

スイミングスクールの選び方

スイミングスクールに通うのを迷っている方、どのスイミングスクールにするか迷う方にお役立ちの情報

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



プールを選ぶポイント

~プールを選ぶ前に~

お住まいの地域から通える範囲に、スイミングスクールが2つ以上ある場合、プールを選ぶことが出来ます。
一見、同じように見えるスイミングスクールも、実は様々な点で違いがありますので、その違いをチェックする為に書いてみます。
ここでは、スイミングスクールに見学する前に、ネットなどで得られる情報で比べる為の内容とします。

比べる為のポイントは、大きく分けて3つに分けられます。
◆ 施設面
◆ 費用
◆ 指導方法
それぞれについて、以下にまとめてみます。

◆ 施設面
あくまでも見学する前の情報ですから、あまり詳しいことはわかりません。ネットや電話で調べることができるのは以下のような内容でしょう。
・ 送迎バスと駐車場の有無
・ 振替え制度の有無
・ メールでの入館チェック
送迎バスは、低年齢の間は保護者と一緒に乗れることが多く、ひとりで通えるようになったら便利です。駐車場は台数に限りがある場合もありますが、保護者が送迎できる場合は便利になります。
(ただ、バスはトラブルが多いのも難点ですが・・・)

振替えとは、本来登録しているクラスに参加できない場合、あらかじめ連絡をすれば、別の曜日や時間のクラスに振り替えて参加することが出来るシステムです。ほとんどのスイミングスクールが導入していると思いますが、さらにトラブルを回避する為に、ネットを利用しているところもあります。(特に電話だと、言った聞いてないのトラブルが・・・)

メールについては、お子さまが入館したときに、会員証のデータを機械に読み込ませることで出席のチェックをするのですが、そのときに登録された保護者の携帯などのアドレスにメールを自動で送るサービスです。
これで、お子さまをひとりでスイミングスクールに行かせても安心です。
(が、何らかのトラブルでメールが来ないこともあるので、やきもきするかも・・・)


◆ 費用
基本的に、スイミングスクールは会員制であることがほとんどで、毎月のレッスン代(月謝や月会費と言われます)が必要となります。
それとは別に、始めるときに必要なのが以下のような内容です。
・ 入会金(登録料と言う場合もあり)
・ 年会費
・ 指定用品代
入会金は、文字通り入会するときに必要なお金ですが、実は最近はキャンペーンを年中やっていて、不要なことが多いようです。

年会費は、1年に一回だけ払わないといけないのですが、昔に比べてその存在自体が減ってきていると思います。

指定用品代は、水着とスイムキャップとカバン等がしてされており、それを使わないといけないというルールです。もし、誰かのお下がりでもあれば、新たに買う必要はありません。(たぶん・・・)

さて、比べるポイントとしては、当然安いほうにいきがちですが、あんまり安いのもどうかと思われます。スイミングスクール側としては、収入が少ない分、どこかの費用を削らなければいけなくなり、それが人件費だったりすると、コーチの質は・・・。

◆ 指導方法

実際に見てみないと指導内容はわかりませんが、そのスイミングスクールのホームページなどでわかることがあります。
・ 浮き具使用の有無
浮き具とは、最近ではアームヘルパーという道具がポピュラーで、腕に付ける浮き輪のようなものですね。
 これがあれば、リラックスできていれば、沈むことなく浮かんでいることが出来ます。(怖がるお子さまの場合、付いていてもバランスを崩します)
低年齢の水泳指導は、これを使用するかしないかで、大きく変わります。
詳しく書くと長くなるので、要点だけまとめると、浮き具を使う水泳指導は、早い段階で浮き具によって泳ぐことが出来ますが、浮き具を外したときにボディーコントロールが身に付いていないことがあり、逆に浮き具を使わない場合、なかなか泳ぐことはできませんが、泳げるようになったときには、ボディーコントロールが自然に身についていると言われます。

さて、これはどちらが良いか一長一短があり、一概には言えません。
ただ、このようなことは言えると思います。
A=浮き具を使うスイミングスクール
B=浮き具を使わないスイミングスクール
Aでレッスンを受けていたお子さまが、事情があってBスクールに移った場合苦労しますが、Bでレッスンを受けたお子さまは、Aに移っても苦労しないと思います。

長くなりましたが、比べる材料になれば幸いです。

この記事を読まれた方は、以下の記事も読まれています。
>まずは見学してみよう
>次は体験してみよう
>いよいよ入会する

まずは見学してみよう

~見学をする前に~

基本的に、どのスイミングスクールにも、見学する場所は大体あります。

ギャラリーとか見学室とか言い方は色々ありますが、保護者がレッスンの様子を見るための空間がありますので、そこで見学することが出来ます。
しかも無料の場合がほとんどで、スイミングスクールによっては、見学のお客様に対しスタッフが付いて回ってくれることもあります。

見学をする方法は、事前にスイミングスクールに電話して確認するか、直接行ってもほとんどのところが大丈夫でしょう。
(ただし、休館日等で営業していない場合もありますので、電話で確認しておいたほうが無難ですね)

見学するときの注意点は、お子さまの対象となる時間帯に行くことです。
事前に、ネットや電話で対象のクラスを調べておいて、その時間に見学に
行けば、通ったときのイメージがしやすくなります。

実はこのとき、コーチからも見学の方が来られていることがわかります。
(よっぽど余裕の無いコーチは気が付かないこともありますが・・・)
スイミングスクールとしては、見学に来るイコール入会してもらいたい!ですから、多少の緊張が走ります。そして、入会を取りたくてしかたのないコーチは、見学されている方を意識して、ハッスルしてレッスンをする場合もありますが、それは本来のレッスンの様子ではありませんので、微笑ましく見ておきましょう。

~見学をするときに~

見学するときに、普通はレッスンの様子を見ると思います。
ご自分のお子さまが、レッスンに参加したときのことを重ね合わすのが普通ですよね。もちろん、それは間違っていませんが、下記の事も気にしてみて下さい。

◆ 監視専門のスタッフがいるか?
◆ 水に透明度があるか?
◆ 道具類は整理整頓されているか?

それぞれについて、説明します。

◆ 監視専門のスタッフがいるか?
最近は、安全面のことを考えて、指導スタッフとは別に監視専門のスタッフがいることのほうが多いと思います。レッスンの時間帯により、高年齢クラスの場合は指導スタッフのみの場合もありますが、これからスイミングスクールに通い始めようとする低年齢クラスなら、ほぼ監視専門のスタッフがいるでしょう。

監視スタッフとは、お子さまに何かあった場合
(溺れそう、怪我しそう)、それを未然に防ぐために存在していますので、安心して任せられることが出来ます。
きちんとしたスイミングスクールであれば、この監視スタッフへの教育に注力しており、安全面に加え立ち振る舞いまで教えていますので、そのあたりを見ればいいかもしれません。
見るときのコツとしては、監視専門スタッフが、同じところを注視せず、常にキョロキョロしているかどうかで、キョロキョロしているほうが安心できます。

◆ 水に透明度があるか?
スイミングスクールは水質が命です。
お子さまがプールに入っても、あまり透明度は気にしませんが、
そのスイミングスクールの施設管理の技術を図る上では、わかりやすい項目となります。基本的に、プールの水は24時間365日循環をしており、そこに薬品(塩素と凝集剤)を加えて水質を維持しています。循環する機械(濾過機)にトラブルがあるか、塩素の量が少ないか、凝集剤が多くなると、うっすら白濁することもあります。ただ、水が濁っていると、何か体に悪いのでは?と聞かれますが、私はそれが原因で病気になったようなことは、聞いたことがありません。

◆ 台の数は十分あるか?
スイミングスクールにはありとあらゆる道具が存在しています。
その中でも、台(セーフティーと言ったりします)は重要な道具のひとつで、お子さまの足が届かない場合、この台をプールに敷いて足が届く状態を作ります。この台の数が少ない場合、十分なスペースを確保できませんので、低年齢のクラスでは良いレッスンが行えません。

また、この台は高額(物にもよりますが、1台6~10万円)なので、スイミングスクールでは、壊れたら修理をして長く使います。(場合によっては10年以上)きちんと修理されている台であれば問題ないのですが、ガタガタになっていたり、部品が外れていたりする場合、水の中でやわらかくなった皮膚を切ってしまう場合がありますので、その辺を見ておくといいかもしれません。教育の行き届いたスイミングスクールのスタッフは、この台の重要性がわかっているのでぞんざいには扱いません。なのでこの台をガシャーン!と扱っているスタッフがいたら、注意が必要かもしれませんね。

ただ、見学の時には台がすべてプールの中に入っていて、数が確認できない場合もあります。その場合は、プールサイドに台を置くためのスペースが十分にあるかどうかを確認してみて下さい。あと、スイミングスクールによっては、幼児用プール(水深が浅いプール)がある場合は、台が少ないこともあります。

もちろん、見学しただけではわからないこともありますので、体験ができる場合はしてもいいと思います。
ただ、見学して悪くないと感じたら、さっさと入会するのもアリです。

この記事を読まれた方は、以下の記事も読まれています。
>次は体験してみよう
>いよいよ入会する